ご挨拶
日頃から当協会が行う各種スポーツ活動に対して皆様方からは深いご理解の下、多大なるご支援とご協力をいただいておりますことに心から感謝と御礼を申し上げます。
さて、昨年5月に新型コロナウイルス感染症が感染法上の2類から5類相当に変更になったことに伴い、スポーツ活動においても徐々にコロナ禍前に戻ってきており、多くの市民の皆様が体育館やグラウンド等で活発に活動する姿をみて、安堵するとともに当たり前の日常が戻ってきたことを大変嬉しく思っております。
一方で、少子高齢化の進展や人口減少に伴い、競技人口の減少など子どもたちを取り巻くスポーツ環境が大きく変化してきており、中でも、中学校の部活動については、昨年度から市内の学校における土日の部活動を縮小し、地域での活動にシフトする方針が打ち出され実施に移されましたが、その過程の中で様々な課題が浮き彫りになってきております。
当協会といたしましても、この間、市に対し十分な情報の提供と課題解決への積極的な取組について繰り返し要請をしてまいりました。このような中、部活動の地域移行に関する取組の全体調整と管理を行う部署として、教育委員会に地域クラブ活動推進室が今年度新設され、今後はこの推進室が統括的に対応するということで、私共も非常に期待しているところであります。先々の見通しが不透明な部分が多く、課題も決して少なくありませんが、関係団体の皆様からも、子どもたちの未来のために更なるご協力をお願いいたします。
このほかにも当協会を取り巻く課題は様々あり、その解決には一朝一夕に成しえませんが、今年度も一歩一歩着実に歩を進めながら、当協会が目指すスポーツ活動を通じた市民の健康づくりや青少年の健全育成、そして、スポーツアスリートが世界に羽ばたき、大輪の花を咲かせることが出来るよう、引き続きその育成に努めてまいります。
結びに、当協会の活動にご理解をいただいております全ての皆様方の更なるご健勝・ご活躍をご祈念申し上げますとともに、今後も変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう切にお願い申し上げまして、ご挨拶といたします。